我が家で初めて買った
スノーピークの製品がこの
アメニティードームでした。
ホムセンで購入したキャプスタのテントでキャンプを始めて約二年後の今から六、七年前のことです。
その間トラブルは一度もなく、（気づいてないだけか？）現在まで我が家では一番出撃回数の多い
グッズとなっています。
ろくにメンテナンスもしていないため、撥水は落ちてますし色も褪せてきています。
でも・・・もうしばらくはメインのテントとしてガンバッテもらわねば！！！
過日のキャンプでインナーを立ち上げたところ、どうもインナーの形が
変！？なのに気づきました。
なーーんかこう形がいびつなんですよねーー。（写真撮っておけばよかったな）
まあ現場ではどうこうできないのでそのままフライを
エイヤッ と被せてしまえば見た目は異常なし！
で、撤収時にフレームを見てみると結構湾曲してます・・・。
「そうか、これが原因だな・・」
家でじっくりとフレームを見てみると・・・
曲がってます、曲がってます。
前室のフレームとインナー前部のフレームはあらかじめカーブがつけてありますが、インナーの
メインフレーム（両端が金色）は完全なストレートです。これの端から３節目のパイプが見事に曲がっていました。
このフレームの反対側もやはり３節目がやや変形しています。
インナーが立ち上がった状態ではセンター及びその前後が最も湾曲しますが、立ち上げる際にインナーが
偏ったりしているとこの３節目あたりに最も力がかかるようです。（取説に記述あり）
写真と反対側の３節目はそれほどひどくありませんが、ついでなので交換することにしました。
テントを購入した販売店さんにお願いして３節目のパイプを
２本取り寄せてもらい、
修理と呼ぶほどの作業でもないのでサッサと自分で交換しました。
ショックコードを引っ張り出して先端のワッシャをはずしパイプを抜き・・・・
曲がったパイプと新しいパイプを入れ替えて再びショックコードを通してワッシャをつければハイ終わり・・。
の、はずだったんですが・・・・・
なんか変・・？？・・！！・・？？
段差ができています。
まあ、古いタイプですから最近は仕様変更でこうなったのかなああ？？と思い
２本注文したもう一本と比べてみると・・・
あきらかにパイプの肉厚が違います。さらにビミョーですが・・・
長さも違います。同じものを２本注文したのにビミョーに寸法の違うものが届いています。
肉厚の厚い方を繋いでみると・・
ピッタリです。
これらのフレームの接続部分は太いパイプに細いパイプを挿入しポンチで叩いて？？かしめてあります。
肉厚の薄い方のパイプは、太いパイプと挿入してある細いパイプの間に僅かな隙間があり中のパイプが動いてしまいます。
これはあまりよろしくないんじゃないかなああと思いＳＰさんに写真を添付してメールしようと思ったところに、
前述のヘキサの修理の件でむこうからＴＥＬが入りました。
これ幸いとばかりに事情を説明すると
「では新しいパイプを新品ヘキサと一緒にお送りします」
で、こうなりました。
２本も送っていただいたので圧肉が３本、薄が１本の計４本パイプが揃いました。
おそらく二本とも同じ肉厚の薄いタイプ（段差ができても）が届いていれば最近の仕様はこういうものなんだろうなあ・・
と思ったでしょう。
同じ物を二本注文して微妙に違う物が届けば、やはりちょっと変？だと思いますよねー。
今までテントのフレームをマジマジと見たことなど一度もありませんでしたが、今回全部伸ばして見てみました。
すると端から４節目までは前述の圧肉のパイプが、センター部分は前述の薄肉のパイプが使用されていました。
４節目と５節目には上の写真のような段差があります。
これは２本のメインフレームの各４節目と５節目が全て同じになっていますからこういう仕様でしょう。
インナーが立ち上がった状態で湾曲するメインフレームのセンター部分は薄いパイプを、
端に近い部分は強度のある厚いパイプが使用されていることになります。
（ただし、製造時期により仕様変更が行われていることも考えられますので、
全てがこうなっているとは限りません。）
今回送られてきたのは端に近いパイプ（注文した正規のもの）とセンターに近い部分のパイプが
届いたということでした。
おしまい
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