Newテント初張り!は中央アルプス烏帽子岳

コヒ

2013年05月07日 07:30

GWも終りましたね。今年は天候に恵まれアウトドア派には嬉しい連休だったと思います。

さてわたくし・・・毎年、安近短(長かな?)の一泊キャンプに出かけるGW・・
一発目はNEWテントの初張りを・・・
厳密に言えば初張りではなかったのですが、とりあえず初めてこのテントでテン泊したということで・・・
設営、撤収の軽快さは特筆物で(この手のテントはみんなそうなんでしょうけど)した。



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GW特に予定もたてず、天気予報と出勤日(一日二日どこかで必ずある)を見ながら
「さて何処へ出かけようか・・・」 と考え出かけたのが比較的近場(100km弱あるからそうでもないかも・・)
のここ 中央アルプス烏帽子岳

日本中を探すと烏帽子と名の付く山は数十にものぼるそうです。
烏帽子・・という日本古来の帽子に形が似ていれば烏帽子岳、烏帽子山と呼ばれるようになったようで
単純といえば単純な理由・・・・

いつも いなかの風 から眺めるこの山はスッキリとした形のいかにも登れ! と言わんばかりの山。(笑)
マイナーな山ながら山頂からの景色は登られた皆さんが絶賛されるほどのもの・・・

というわけで山々に雪が残るこの時期に出かけることにしました。
ただ周囲の山に雪があるということはこの山にも残雪があるということ・・
標高は2200mほどなのである程度は予想して山に入りましたが実際はやや想定外で大変苦労しました・・・
この4日ほど前にここに入られた方の記事を参考にしたのですがあきらかにその後降雪があったようです・・
今年の春は寒いですからねええええ・・・・

さて・・・
夜明けとともにスタートするため何処かで前泊をしようということで、普段なら車中泊なのですが
私の車はあまり車中泊に向いておらず(普段はガマンしてます)窮屈なので今回は練習も兼ね テント を張ってみました。

やはり足を伸ばしてシュラフでぬくぬく寝るのは車中泊とは大違いですね。
21時就寝の4時起床。スッキリ気分で登山口へと向かいました。


写真上、鳩打峠登山口から見る日の出直後の南アルプス。
写真下、これから登る烏帽子岳。


登山口には立派な案内版がります。
登山口との標高差は1000m強でコースタイムは四時間。
難しいところはないので初心者でも問題なさそうですが距離と標高差を見るとお気楽ハイキング・・
というわけにはいかないかもしれません。一時間ほどで登れる小八郎岳はまさにハイキングにぴったりでしたが。


しばらく(ほとんど)は樹林帯の中ですが時折目指す山頂が見えるのはとても気分がいいです。
澄んだ青空にくっきり映る山頂はまだまだ遠い・・・・・

30分弱で小八郎岳との分岐。小八郎には帰路立ち寄るとしてパスして上を目指す。

時折現れるこの標識。一合目から九合目までシッカリと表示してあり、ペース配分や時間の確認に最適でした。
八合目までは約二時間。三時間ほどで登頂できるとふんでいたのでマズマズのペース。

でしたが・・・・・
七合目付近から一気に雪が増えました。
さらにここで先行していたと思われる方が早くも下山・・・・・??????

「お早いですね。もう登頂されたのですか?」 とお聞きすると、
「アイゼンがないので滑落が恐く引き返しました」 とのお返事・・・・

んーーーーん、やはり雪が多いようだな・・・・
一応この四日ほど前に登られた方の記事を参考にしましたが、あきらかにその後降雪した模様・・・・・

さらに先行の三人組みの方たちも早々と下りてこられました。
若い男性一人と女性二人のグループでしたが、
「上どうでした?」 とお聞きすると・・
「急斜面なので雪渓のトラバースと直登が危険で引き返しました。」 との返答。
男性は経験豊富なようでしたが女性お二人は初心者とのこと。
皆さん雪山装備はされていましたが、男性によれば
「12本爪が欲しいですね。経験があれば軽アイゼン+ストックでいけそうですけど・・」

ここで引き返すべきか・・・・悩みましたが行ける所までは行ってみようと・・
ダメな時は潔く引き返す。と・・・・・・

時折木々の間から覗く間近の中央アルプス。この山々のド迫力を山頂から見たい・・・
そんな思いが背中を押しました。

さらに追い風となったのは後発の方に道を譲ったとき、経験が豊富そうな年配の方だったので
「行けますかね??」 とお聞きすると、
「アイゼン着けてるんでしょ? もうちょっとだし全然いけるよ!」 との返事。
その方スイスイと超早ペースで登って行かれました。



雪はしまっていましたが時折 ズボッっとはまります。
登山道は雪の中で全く解りませんので目印テープを頼りに直登したり、トラバースしたり・・・

やっとの思いで頂上直下の烏帽子岩に。↓ ここでアイゼン脱。

巻き道がありますが、急登で雪がビッシリ・・・雪に足跡なし・・・・・皆さん岩経由のようです。
もちろん私達も岩の方が安全と判断。実際この岩危険もなく面白いです・・・(笑)

↑ 岩の上から下を覗くと・・・・・高所恐怖症の方は覗かない方がいいです・・・(笑)

岩を下りるとまた雪が・・・・まあメンドイのでアイゼンなしで突破。

途中アドバイスいただいた方が山頂でくつろいでおられました。お話しを伺うと偶然にも隣町のお方でビックリ。
雪山も含め経験豊かな方でした。

その方にお願いして記念写真・・・↓


いやーーー噂に違わぬ素晴らしい眺めです。

↑ 目の前には大きな中央アルプス。越百山から空木岳。


↑八ヶ岳から南アルプス全山と眼下には伊那谷の街。

天候と透明度がよくこの時期これほどの好条件もなかなかないですねーーと山頂での会話。

ちなみに・・・・

二つのキャンプ場も随分と下方に見えます。

いつまでも絶景を見ていたいですが、予定時間を大幅にオーバーしましたので早々に下山です。
雪の上を滑り下りなければなりませんのでこれの時間も考えないと・・・

とにかく山頂からの眺めは素晴らしいの一言に尽きます。
ただ今回は残雪の予測が甘く装備も不十分でした。幸い何事もなく無事登頂、下山できましたが、
予測と備えをシッカリしないとこの時期の2000m級の山(もちろんそれ以上はさらに)は甘くないぞ・・・と・・・

いい経験させてもらいました・・。

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