烏帽子岳　２０１８

毎年恒例？のＧＷいなかの風キャンプ前にこちらを歩いてきました。（いなかの風キャンプはこちら）
天候の関係で行けない年もありましたが、かれこれ５年ほど続いています。

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昨年もＧＷに登りましたが腐った雪に難儀しました。
アイゼンを着けたり外したりの手間もバカにならず随分と時間をロスったものです。
それが今年は本当に雪が少なく、陽当たりの悪い所に微かに見られる程度です。
雪があると結構楽しいですからいいような悪いようなですが・・・
その割に今年はスピーディーに登れなかったのは体力の低下でしょうね・・・

↑　いつもと同じ鳩打峠。トイレが男女別の綺麗なものに変わっていました。駐車場も綺麗に整備されています。感謝！

５：２０ＡＭ　ちょうど南アルプスから太陽が顔を出した瞬間でした。
この時期ですから霞みはしょうがないでしょうが、ここからの眺望はマズマズのようです。はたして上は・・・・

↑　登山口から見る烏帽子岳山頂方向。お天気は最高、空が蒼く濃いです。

↑　案内板。ここで登山届をポストにイン。さあスタートです。
標高差１０００ｍ強、コースタイム４時間です。ただしこの下の標識はコースタイム３時間、山と高原地図は３時間５０分です。

↑　スタートから１５分ほどで小八郎岳分岐。小八郎岳までは手軽に登れ景色も素晴らしいので地元の方も多い様子。
帰路立ち寄ることにしとりあえずスルーで先を急ぎます。

↑　登山道にはこの標識がありどのぐらい登ったかがよく解ります。勿論１０／１０が山頂です。

↑　見え隠れする山頂を目指し・・・

↑　覗き込むと恐ろしいナギを通過。この先（将来）登山道まで食われてしまわないかと少々心配・・
この先イッキに急登となり非常にキツイ上りです。下から山容を見てもわかるように山頂手前は直登気味です。

↑　名物　烏帽子岩まできました。この下の岩は巻いて烏帽子岩に上がるのが正規のルートですが、
間違えて下の岩も上って超えてきました。チラッと鎖が見えたので・・・

↑　烏帽子岩から下を覗くと歩いてきた道がよくわかります。山頂とはまた違った絶景です。

烏帽子岩を上りそして下ると山頂はすぐです。僅かな樹林を抜けるとイッキに展望が開ける山頂に出ました。

↑　今回も頂上一番乗り。　ＧＷでも混雑しない穴場的でとてもいい山ですね。誰もいない静まり返った山頂でしばしノンビリ。
登頂したのがが８時１５分ほど前。スタートが５：２０過ぎですから２時間２０分程かかったことになります。
今回思ったよりスピードが上がりませんでした。特に山頂手前急登のペースダウンは如実で体力の低下を実感しました。

↑　毎度のように上からいなかの風や陣馬形山キャンプ場を眺めたり・・・・・
この日のような天候に恵まれると最高の景色が堪能できる素晴らしい山頂です。
特に間近に迫る中央アルプス（越百山～空木岳）は雪が少ないとはいえ真っ白で迫力満点です。

↑　上　八ヶ岳連峰、　中　南アルプスと伊那の街、　下　甲斐駒ヶ岳＆仙丈ケ岳（手前山頂は陣馬形山キャンプ場）

やや霞んでいますが雄大な景色を存分に楽しめた山行でした。

その後キャンプ場へと向かいます。すでにお二方とも到着されているようなので焦りました。　（キャンプ編はこちらからどうぞ）
おかげで１時間半ほどで駐車場です…（笑）

最後に・・・
先日このＧＷの皆さんの山行記録を拝見しているとここ烏帽子岳も多数アップされていました。
その中で気になったのが・・・
私が上った３日後だったようですが、私と全く同じコースで烏帽子岳登山を楽しまれた方が
下山後駐車場の自車の異常に気づかれました。運転席のキーシリンダーを壊されていたそうです。
幸い盗難はなく未遂だったようですが、まさかこんなところで車上荒らし、盗難未遂があるとは・・・
早朝６：００駐車場一番乗りだったそうですから最も人目がない時だったのでしょう。
私もほぼ毎年５：００着の一番乗りですからやられてもおかしくはありません。
いつもこの時期に出掛けていますが、この手の話は初めて耳に（目に）しました。
駐車場で車中泊したこともありますが、非常に怖い話です。来年からはここへ行くのをためらわざるをえません。
キャンプ場での盗難、最近は山のテン場での盗難も耳にします。そんな世の中になってしまったんですね・・・・

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