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2012年08月02日

アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場

昨年の 乗鞍岳 御嶽山、一昨年の木曽駒ケ岳 に続き今夏も息子と二人出かけてきました。ニコニコ
(乗鞍岳の記事はこちら) (御嶽山の記事はこちら) (木曽駒ケ岳の記事はこちら)
今年は北アルプス 燕岳 (つばくろだけ)です
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場



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今回を選んだ理由はいくつもありますが、やはりなんと言っても
アルプスの女王と呼ばれるその美しい山姿でしょう。男の子ニコニコ
トップ画のように間近でみるその姿は実に素晴らしく、いつまで見ていても飽きないほどです。
(実際、燕山荘付近と燕岳山頂に四時間近くいました。笑)

では順を追って・・・
自宅を出発したのは 8/27(金) の20:00ごろ。仕事を追え帰宅後に夕食をとっての出発でした。
予定通り長野道梓川SAに21:30ごろ着。ここで車中泊後3:00ごろ登山口である中房温泉に向う予定でしたが、
暑くて寝られそうになく、やむなく00:00過ぎに登山口に向いました。(零時過ぎないと高速が半額にならない・・ガーン

深夜1:00ごろ中房温泉の登山者駐車場に到着しましたが、心配していた通り駐車スペースがない・・ビックリ
人気とは聞いていましたがこれほどとは・・もちろん第二P、第三Pもダメ・・・
路肩にも(もちろん駐車禁止のところには停まっていない)多数の車が停まっており、
いったいどれだけの登山者が山に入っているのか(これから入るのか)と正直驚きました。ビックリ

なんとか空きをみつけ(まだ近くに停められた方でした)駐車。さきほどのSAと違い寒いぐらい。
空には満天の星ピンクの星青い星黄色い星ここで3:30ぐらいまで仮眠し4:00ぐらいに登山口へ向いました。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
早朝4:30中房温泉登山口。あたりは真っ暗闇・・・
あれほど車と人がいましたが登山口には誰もいません。こんな時間にスタートする人はいないのかな・・・

日帰り登山ですがポストに登山カードを入れ、ヘッドライトを装着し登山スタート。
ここの標高が1462mですから標高差約1300mとなります。よく整備された登山道には難所もなく私達のような
素人でも危険は少ないと思われる入門者向けコースですが、この標高差とアルプス三大急登と呼ばれる
この山はまさに体力勝負ですね。ダッシュ

まずは約30分間隔で並ぶ第一、第二、第三、富士見の各ベンチを目指します。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場

アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場

アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場

アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
第一~富士見ベンチまで・・富士見ベンチはその名の通り富士山が見える場所ですが残念ながら雲の中・・ガーン
しかし各ベンチ間は30分コースですが22~3分で走破。なかなかいいペースです。休憩も短めにし上を目指す。アップ
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
↑ 登山道の多くは左のような階段と急登坂ですが時折(ホントに時折 笑)右のようなストレートが
現れます。これにはホットしますね。ただし極短くすぐにまた登りです・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
第二ベンチを過ぎたあたりからあたりも明るくなり、ヘッドライトを消灯します。
時折開ける視界には濃い青空と美しい山並が。上での絶景を期待させテンション アゲアゲアップアップ
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
もう少しで合戦小屋・・というあたりから雲行き(ガス行き?)がおかしくなってきました。
ややテンションダウン
やはり太陽が高くなるにつれ気温も上がりガスが増えてきます。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
合戦小屋に到着。まだ人も少なくここで少しノンビリと体を休めます。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
ご存知の方も多いでしょうがここの名物は スイカ 1/8切れで¥800です。
ここへ来たらこれを食べようと決めてましたが、おとなりに パイナップル 一皿 ¥400 の表示が・・
店番してる兄ちゃんに聞いたら、「今年からパイナップル始めました!」 だって・・
じゃあパイナップルいっちゃいましょう!!・・これがまた甘くてうまいの!!いい休息になりましたよ。男の子ニコニコ

合戦小屋でちょっと長居してしまいましたが更に上を目指し再スタート。ダッシュ
ところが・・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
頂上に近づくにつれあたりは白くガスってます・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
遠くからも見えるハズの燕山荘 (えんざんそう) も真下まできてやっとボンヤリ状態・・ガーン
もう完全な諦めモードに突入・・テンションもダウンダウンダウンダウンダウン
そう、燕山荘付近からの 燕岳の山容と槍ヶ岳の雄姿をとても楽しみにしていたのであります・・男の子エーン男の子エーン

肩を落としながら燕山荘までトボトボと歩きましたよ・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
テン場近くには雪が残っていました。ここまで歩き続けてきましたから体感的には暑いですが、
かなり気温は低そうです。雪

ここをぬけ尾根に出ると・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
おーーーーーっ!! 反対側はガスってないじゃないですか!!!
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
燕岳も薄いガスの中淡い姿をみせていましたよ。
これには感激しましたね。ほとんど眺望を諦めていただけに感動もんでした。
単純なもので一気にテンションアップアップアップ

地形的な関係からでしょうか、↑画の向って右側(登山道のある方)は真っ白で何も見えませんが
反対側(向って左側)にはそのガスは届きません。

富士山の方角にはガスがあり残念ながら眺望はききませんが、他の方向は一大パノラマが広がっています。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
ただ残念なことに一際高くそびえる 槍ヶ岳 だけは雲の中・・くもり
ここは ”待ち” ですな・・日帰りながらここでたっぷりと時間を使うための4時半スタートなんですから・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
こちら 燕山荘。 創設は大正10年だそうです。歴史を刻んだ風格ある見事な山荘です。
下から上る霧がまたいい味出してマスねえええ・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
大天井、常念、そして槍へと尾根道がつづいています。いつかは縦走してみたいと思いましたね。

景色を見ながらいよいよ 燕岳 へ向います。
時間とともに空も青く澄んできて 燕 もその美しい全容をみせてくれています。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
青く澄んだ空をバックにするとさらに美しく迫力もありますね。
登山道はこのあたり特有のサラサラと乾いた砂上の道となります。
雨があまり降っていないのかこの時もよく乾いてサラサラと滑りやすかったので注意しながら歩きました。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
いままでいた燕山荘が小さく見えます。

アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
こうして無事山頂に・・・山頂は狭くあまり多くの人が立てませんがかわるがわる記念写真を撮り合います。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
↑ このころには 槍 も雄大な姿を見せてくれていました。
やはり多くの山男(山ガールも)を魅了するだけのことはありますね。迫力が違います・・・・
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
↑ 燕岳山頂にて 槍ヶ岳をバックに息子と記念撮影。
ここにいる皆さんとてもいい顔をされていました。ここまで歩いた人のみに与えられる景色と空気に
みんな自然と笑みがこぼれていましたよ・・・男の子ニコニコ

時間が早かったおかげで人も多くなく、山頂で景色を堪能していましたが、徐々に狭い山頂に
人が増えてきたので我々は燕山荘に引き返しました。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
燕山荘に戻ったら早々にお約束のカップラーです。やはり山ではこれですよね・・・
槍や他の山々の絶景を眺めながらのラーメンは最高です。食事

ここは山荘にいろんなものが売られており、この日に下山しない(山小屋orテン泊)方たちは
ジョッキで豪快に乾杯!!ビールビールビール
山ガール達はここの名物(?)のケーキセットを堪能・・・ケーキコーヒーカップ
BBQやってる人もいましたねえええ・・・牛ぶた

いずれもこの景色と空気があれば最高の味でしょう・・。

燕山荘~燕岳~燕山荘 で四時間近く楽しみましたよ。満足・・・・(笑)

それにしてもお昼近くになると登山者が続々と登ってきました。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
左が朝8:30、右が12:00ごろのテン場。随分とテントも増えていました。
もともとあまり広いテン場ではないので遅く到着すると場所がないかもしれませんね。

人も増えてきたので日帰り組の私達は退散することに・・・
次はここで泊まってみたいですね。真っ赤な夕日や朝日に染まる燕岳を見てみたいものです。

往きは追い越すことも追い越されることもなく、時折下山する人とすれ違う程度でしたが、
帰りは登りの人達が多くすれ違うのが大変・・この時間に多く登られるんですね・・
上り優先なので下りの私達は待ちが多くかなりタイムロスしましたが、これも一興でしょう・・。
アタック!燕岳(日本二百名山)&須砂渡キャンプ場
こうして登山口の中房温泉に無事帰還しました。

登りが約四時間、パイナップル休憩がかなり長かったので通常の休憩なら三時間半ぐらいでしょうか・・
下りは約三時間ほどでした。

景色も堪能し、また一ついい思い出ができました。
さて次は何処に行こうか・・・・・


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この記事へのコメント
燕岳良いっすね。まだまだ足に自信が無いので眺めるだけですが・・・・(笑)
アルプス三大急登う~~ん。登山道は、整備されて歩きやすそうですが。
これを制覇した後の山頂は、また格別でしょうね。
山頂からの眺望は。写真でもこれだけなので、実際はもっと感動が・・・・。
いつかは、俺だって。なんて思っちゃいました。(笑)

合戦小屋でのパイナップル、初めて知りました。( ゚Д゚)y \_ ポロッ
Posted by doneko at 2012年08月03日 02:55
おはようございます^^

いや~すばらしい景色ですね!
テレビではたまにみますが、実際みると
感動なんでしょうね・・・
自分で登った実感とあいまって。

中房温泉は昔いったことありますが、
冬場はクローズするあまりメジャーじゃ
なかった気はします。
当時は公営?の温泉は新築でしたが・・・

夏のハイシーズンとはいえ、登山はホント人気
なんですね^^
Posted by ck_lua at 2012年08月03日 07:59
2000越え登山憧れです
しかも父子で・・・


ワタクシ1000も越えてないし(^w^)
ゆるすぎですね(笑)


日帰りってまたすごすぎです(^_^)
Posted by むさぱぱ at 2012年08月03日 20:13
donekoさん、おはようございます。

とてもいい山で、いい登山でした。
道は歩きやすく危険もないので子供でもOKですが、
体力は必要ですね・・・

ホントは富士山まで見えるということなしでしたが、
劔、立山までは綺麗に見えていたので満足です。

お近くでしょうから是非どーぞ・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2012年08月04日 06:46
ck_luaさん、おはようございます。

もうお出掛け後かな・・(笑)

素晴らしい山ですね。入門者にも登りやすいですし、
上の燕山荘がまた素晴らしい山荘です。
日本の人気山荘のトップだそうです・・・^_^

久しぶりに達成感がありました。
中房温泉は奥地過ぎて登山口でなければあの道(県道?)
は遠慮したいです。すれ違いができないもんなああああ・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2012年08月04日 06:49
むさぱぱさん、おはようございます。

大半の方が山小屋泊、テン泊でしたね。
十分日帰り圏内ですが標高差と距離がかなりのもので
それなりの体力は必要でした。

一番下から登る陣馬形山もかなりきついですよ・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2012年08月04日 06:52
こんにちは♪


燕岳♪
登頂、おめでとうございます(^o^)v
私もいつかはチャレンジしたいです。
そしてスイカとパイナップルを・・・(^-^ゞ
でも三大急登が登れるか少々不安です。(爆)
Posted by natsutaku at 2012年08月04日 17:53
美しいですねー!最高ですね!!
おいらもいつか行ってみたい山です。
息子付き合ってくれるかなぁ~?w
Posted by コウ 111 at 2012年08月05日 02:39
natsutakuさん、こんばんはー。

歩き応え十分な山でした。難所はないので慣れた方には
物足りないでしょうが、日帰りはなかなかハードです。

槍や立山、劔などが見えたのは感動もんでした。
違う季節にまた登って見たい山です・・。
Posted by コヒコヒ at 2012年08月06日 20:26
コウ 111さん、こんばんはー・

燕は素晴らしく美しい山ですね。
山っていいなあああ・・と思える場所でした。

日帰りは結構キツイので次回は山小屋かテン泊にしたい
です。
そうすれば縦走もできますし・・・

息子さんももう少し大きくなれば余裕だと思いますよ。
それまでに山好きにしなくちゃ・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2012年08月06日 20:30
遅ればせながら、、登頂おめでと~!

登り早イッスネ。。
自分も日帰りで2回ほどですが、、
2回とも長野側は雲が上がってきてて、、逆側はいい感じ、、
槍は雲の中で見えたり見えなかったり、、燕の山様は
右が雲もくもく、左がスキッと、、の写真ばかりです。

次は常念ですかね♪
Posted by ミユハル at 2012年08月07日 15:48
ミユハルさん、こんばんはー。

ありがとうございます。アドバイスのおかげで無事登頂できました。
燕の素晴らしい山容と燕山荘の威厳、そして槍の風格と
最高の登山でした。

やはりこの霧のでかたはここ特有のものなんでしょうか・・
富士山や穂高連峰が見えなかったのは残念でしたが
立山、劔まで見渡せたのは最高でした。

次は常念、蝶ケ岳を狙いたいですね・・
Posted by コヒコヒ at 2012年08月07日 23:59
初めまして^^

donekoさんの所から来ました。

燕岳は「岳」を読んで初めて
「ツバメダケ」じゃないんだ・・・・( ̄▽ ̄;)!!」と知った超初心者ですが
レポ、とても楽しく拝見しました^^

燕山荘、日本じゃないみたいな風景なんですね~
そして・・・「つばくろさんそう」じゃなくて「えんざんそう」
なんですね~・・・(自爆)


そして、一番驚いたのが「お気に入り」ありがとうございます!

私も早速つながらせて頂きます。

これからも宜しくお願いします^^/
Posted by mariseamarisea at 2012年08月08日 13:01
mariseaさん、こんばんはー。ようこそお越しくださいました。

ご挨拶が遅れ大変申し訳ございません。
donekoさんから今年三月のSPW朝霧ですぐお隣に
いらしていたお話しをうかがいご挨拶にいこうとお気に入りにだけ
入れさせていただいてそのまま・・・

大変失礼いたしました。blogは時々拝見させていただいて
おりましたがコメを入れるタイミングを逸しまして・・・

繋がっていただけるとのこと、ありがとうございます!!!
こちらからもご挨拶にうかがいます。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by コヒコヒ at 2012年08月08日 23:43
 
<ご注意>
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