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2016年08月24日

八ヶ岳へ・・・・

前記事の避暑にならない・・・と前後しますが・・
前週の中央アルプスプチ縦走から中四日、お次は八ヶ岳へ・・・
山の日の翌日、平日とはいえお盆休み(?)大勢の登山者で賑わっていました。
八ヶ岳へ・・・・



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トップ画は地蔵の頭から見る赤岳展望荘と赤岳頂上山荘、そして赤岳。
左奥は雲海に浮かぶ富士山。

さて・・今年から新たな祝日となった 「山の日」。 
この日からお盆休みだったので天気予報を見ながら 「さてどこ行こ??」 と妄想をあれこれ・・

ここは未だ未踏の有名どころをいっぱつ・・・と八ヶ岳に決定。
八ヶ岳・・・山名ではなく八ヶ岳連峰。
いくつもの山がありますが、初めて八つを登ったのが天狗岳。
(その時の記事はこちら)

生憎の悪天候に阻まれ撤退を余儀なくされましたがえーん、翌年リベンジを果たし登頂に成功。フフフ
その後はなかなか訪れる機会がありませんでしたが、今回八つの主峰 赤岳 へ行ってきました。

八ヶ岳には山小屋が多く、また日帰りが可能な山が多いため非常に人気のある山域です。
いたるところと言えばオーバーですがあちこちに山小屋があり、宿泊、トイレ休憩、食糧(飲料)補給などが容易で、
女性には特に人気があるようです。

前週の中央アルプスとは大きくことなるところであちらは登山者がまばら、こちらは大混雑・・と言った具合です。
やはり山小屋の存在は大きいようですね。

というわけで多少は登山者も少ないかも・・と山の日の翌日の平日を選び決行。まあ天気予報もありますけどね。
思ったより人が多くなく安堵しました。にっこり

八ヶ岳へ・・・・
まずは山の日の11日こちらに夕方到着。駐車場の空きを心配しましたが余裕でした。

この更に上のやまのこ村、赤岳山荘、美濃戸山荘まで車で行くことができますが、路面はそれなりのダートであり、
リスクを回避しここ(↑)美濃戸口の八ヶ岳山荘さんに駐車。駐車料金は一日¥500。上の3軒の山小屋は同¥1000也。
八ヶ岳山荘さんの駐車券1枚につきコーヒー一杯サービスしていただけます。あはは

上記3つの山小屋までのコースタイムは約一時間。この往復2時間弱をどうとらえるかは各人次第でしょう。

ここから赤岳までのコースタイムは約5時間半。余裕があればお隣の阿弥陀岳にも登ろうかと・・
よっていつものように真っ暗な中ヘッドライトを頼りにスタート。

八ヶ岳へ・・・・
↑ 40分ほどでやまのこ村に到着。スタートする方や準備をする方々がいらっしゃるかと思いきや人影は見当たらず・・しょんぼり
この時間(3:30AM)だと駐車場の空きも少々ありました。
しかしここの駐車場5:00から受付なんですね。「必ず受付を済ませて出発してください」
とありますから当日だと5:00以降しか出発できません。深夜スタートの弾丸組は前夜泊になりますネ・・
それにしてもここからみた星空・・・素晴らしいものでした。先を急ぐので写真が撮れなかったのが残念・・・えーん

八ヶ岳へ・・・・
さてこの小屋3軒を通過すると登山道に入ります。今回最短ということで南沢から入ります。
下山時に見た標識によるとこの南沢ルートで道迷いが少なからずあるようです。
確かに踏み跡が多く、また広い河原のようなところも多いので間違いやすいかもしれません。
真っ暗闇の中ヘッドライトの灯りだけを頼りに進みます。
暗いうえに石が多く歩きにくいことこの上ないです・・・・

八ヶ岳へ・・・・
↑ 昼間でも暗い樹林帯を本当に暗い時間帯に通過しやっと明るくなってきたころ前方が開けました。
この瞬間はなともいえない気分になりますね。やっと・・ホッと・・いよいよ・・・などなど。

八ヶ岳へ・・・・
↑ 行者小屋に到着。目指す赤岳、中岳をバックに。
さすがにこの時間になると小屋泊、テン泊の皆さんが行動を開始されています。
私達もここで休息を兼ね朝食。

それにしてもやまのこ村からここ行者小屋まで、2時間はかかりませんでしたが実に長く感じました。
傾斜もあまりなくキツくはないのですが単調というかなんというか・・
おまけに暗闇だとさらに長い長いトンネルを歩いている気分でした・・およよ

八ヶ岳へ・・・・
↑ 行者小屋のテン場越しにちょうど朝日があたり始めた阿弥陀岳が顔をだしています。
なんか山の向うからゴジラが顔をだしている雰囲気・・・(笑)

簡単に朝食をとり水を補給し行者小屋を後にします。
それにしてもここの水美味しいですね。冷たくて顔を洗うと気分もシャキっとします。

ここからはルートが地蔵尾根と文三郎尾根に分かれますが上りは地蔵尾根から地蔵の頭へ向かうルートを選択。
いよいよ核心部分に入ります。


八ヶ岳へ・・・・
↑ 名物の階段や・・

八ヶ岳へ・・・・
↑ 鎖場を通り・・


八ヶ岳へ・・・・
↑ 地蔵の頭に到着。ここからは間近に見る赤岳をはじめ素晴らしい眺望が広がっていました。あはは

八ヶ岳へ・・・・
↑ 地蔵の頭から見る赤岳展望荘と赤岳頂上小屋

八ヶ岳へ・・・・
↑ 反対側は横岳から硫黄岳へと稜線が延びていました。

どちらも素晴らしい眺めです。富士山も雲海の上に顔を。真夏のこの時期に見えたのはラッキーでした。

八ヶ岳へ・・・・
↑ そして赤岳展望荘を通過し最後の核心部を乗り切れば・・


八ヶ岳へ・・・・
↑ 山頂で息子と記念撮影。時間が早いせいか順番待ちもなくすんなりと撮影できました。にっこり


八ヶ岳へ・・・・

 八ヶ岳へ・・・・

 八ヶ岳へ・・・・

 八ヶ岳へ・・・・

(画像クリックで拡大します)

↑ 山頂からは360度の大パノラマ。富士山は勿論、南ア、中央ア、北ア北部まで・・・
 八つは全てが見渡せるいい位置にありますね。しばしウットリする絶景でした。あはは

山頂は比較的空いていたのでしばし絶景を見ながらノンビリと。にんまり

八ヶ岳へ・・・・
↑ SOTO ウィンドマスターでお湯を沸かしてコーヒータイムコーヒーカップ
低い気圧や気温、強い風の中でも安定した火力が得られ信頼できるストーブですね。



さて、日が高くなるにつれ山頂にも沢山の人が上って来られました。
また微妙にガスりそうな気配がでてきましたので下山開始。

下山ルートは文三郎尾根、地蔵尾根ともにこの時間登山者とのすれ違いロスが大きいとの情報をもとに
中岳を経由し中岳のコルから行者小屋へ向かうルートを選択。
これは正解でした。文三郎との分岐までは非常に登山者が多く下山者が譲るため待ちロスがかなりありました。
しかし中岳方面は登山者も激減。スイスイ・・・にっこり


八ヶ岳へ・・・・
↑ 中岳中腹より赤岳方面を・・こんな道をジグザグに下りてきました。
一旦鞍部に下り中岳へ上り返しです。向かって左へ文三郎尾根が延びています。

八ヶ岳へ・・・・
↑ 中岳を通過しして・・・このころにはガスが出たり消えたりを繰り返し眺望はイマイチ。(9:00AMすぎ)


八ヶ岳へ・・・・
↑ 中岳のコルへ向かいます。


八ヶ岳へ・・・・
↑ 中岳のコル。皆さんここにザックをデポって阿弥陀岳にGOです。
時間も体力もまだ余裕でしたので私は一気に阿弥陀岳山頂を目指しました。

八ヶ岳へ・・・・
↑ 阿弥陀岳山頂へは短時間で到達できますが、急峻な岩、梯子、鎖が多く登るというよりよじ登る感覚です。



八ヶ岳へ・・・・
↑ 阿弥陀岳山頂。かなり雲ガスが上まで上がってきていましたが雲上のアルプス等360度のパノラマです。

こうしてほぼ予定通りの行程を無事こなし、中岳のコルから行者小屋に向け下山開始。

八ヶ岳へ・・・・
↑ 11:00AMすぎ 行者小屋に無事帰還。朝よりテントがかなり増えていました。

いろんなテントが見えて楽しいですし、参考になりますね。
しかしモンベルとアライで8割以上でしょうか・・・・さすがは信頼の国産(いや国内メーカー)ですね。あはは

ここでお昼をいただき朝と同じ南沢をやまのこ村-八ヶ岳山荘の駐車場へ向かいました。

それにしてもこの南沢・・・・暗くなくてもやっぱり長い・・・・(笑)
早朝の天気は素晴らしく暗い時間に出発した甲斐がありました。やはり山は朝ですネ。
とてもいい山行でまた一ついい山の思い出ができました。あははあはは


長文失礼しました。最後まで見ていただいた方御礼申し上げます。




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この記事へのコメント
いなかの前にこんな遠征をしていたのですね。
さすがコヒさん。健脚ですね。

絶景も満喫できたようで羨ましい。
息子君も元気そうで、一安心 (笑)

八ヶ岳、最近は近くて遠い山並みです。( ;^^)ヘ..
Posted by doneko at 2016年08月24日 12:42
素晴らしい眺望ですねぇ~!
360度パノラマ、雲海の中に浮かぶ山々最高です(≧ω≦)b

それにしてもすごい登山客とテントの数。
これだと私もできる事なら日帰り登山組かな(笑)
一度は行きたい八ヶ岳です^^
Posted by wishwish at 2016年08月24日 16:50
こんにちは~息子さんとの登山でしたか! ナイスです!

赤岳、迫力ありますね。
行者小屋は有名なテン場ですね。モンベルnewカラーのテントありますね。
MSRはやはりかっこいいなぁ~
Posted by こう 111こう 111 at 2016年08月25日 10:11
donekoさん、八つはやっぱいいですね。

北アや南アなどとは少し違う雰囲気があると思いました。

私から見ればdoneさんちは八つも北アも近くて
羨ましいですよ・・・
Posted by コヒコヒ at 2016年08月25日 14:24
wishさん、こんにちはー

八ヶ岳からは南アも北アも中央アも富士山も比較的
近くに見えいい所に位置していますね。
天候に恵まれればその全てを見渡せるのは大きな魅力です。

その分人も多いですけどね・・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2016年08月25日 14:26
こう 111さん、こんにちはー

いい山行でした。やはり山頂は早朝に限りますね。
(今回は6時台)

行者小屋のテン場下山時(11時過ぎ)にはほぼいっぱいでした。
いろんなテントが見えて楽しいですよ。
あまりジロジロ見ると不審者ですが・・・(笑)
Posted by コヒコヒ at 2016年08月25日 14:28
こんにちは
コヒさんも赤岳でしたか。
山の日混むかと思い、ツルネから上ったら余り混んでいなかった。(笑)
行者は、賑やかでしょうね。色々なテントがあると参考になりますよね。
稜線上にテン場があれば良いのですが、八ヶはないのがなぁ。
Posted by tatudayotatudayo at 2016年09月05日 23:39
tatudayoさん、こんにちはー

そうですよねええ・・山の日でもあり、お盆休みスタートの日
の企業も多い・・・となれば混雑必至だと考えますよね。

赤岳・・どこからとりつこうかいろいろ悩みましたが(混雑を考え)
結局初めてだし王道から・・となりました。

思ったほどの混雑はなかったですね。やまのこ村付近の駐車場も
空きがありましたし・・

次は県界尾根あたりから行こうかと思ってます・・
Posted by コヒコヒ at 2016年09月06日 10:16
 
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